2023/05/09

2023/05/04

tokyo_3736


tokyo_3736

神田, X100V
----------------------------

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」を観てきました。

ジェームズ・ガン渾身の一作。脚本が素晴らしい。
ロケット誕生までの秘密を軸に、家族愛(チーム愛が正確なのだろうけど…)を描きます。
様々な要素を含む映画だけど、見どころ満載、あっという間でした。ベタな描写も予想通りの
展開もあるけど、すべて必要不可欠なエピソードばかりです。

ドキドキして泣けて最後にホッコリする。こんなに感情を揺さぶられるとは思いませんでした。
さすがジェームズ・ガン。とてもエモーショナルな傑作です。

2023/04/22

tokyo_3735


tokyo_3735

恵比寿, X-100V
----------------------------

写大ギャラリーで始まった写真展「光の系譜」を観てきました。

タルボットから2000年代初頭までの国内外の著名な写真家のプリントが展示されています。
ウォーカー・エバンス「小作人の妻」、ダイアン・アーバス「寝室の三つ子」、ウイリアム・クライン「アッパー・ブロードウェイ」、
イモジン・カニンハム「セルフ・ポートレート」。
プリントで観るのは初めてで、まさに眼福のひと時でした。6/1までの開催なので、また観に行くつもりです。

2023/04/21

tokyo_3734


tokyo_3734

広尾, X-100V
----------------------------

少し前に「RRR」を観てきました。

3月下旬に「IMAX上映最終日」のチケットを抑えたのですが、何と「映写機不具合で上映中止」。
仕方なく今月に入ってから都内の小さめなスクリーンで何とか観たのですが…。

平日の昼下がり、3時間の映画を観るために女性が大勢詰めかけています。様子からリピーターも
多そう。
彼女たちを駆り立てるものは何なのだろう? 前列のカップルは女性が男性に見どころを事前レク
チャーしています。ネタバレにならない程度に熱く語っていました。

実のところ、出演者や中身も一切知らずに行ったのですが、歌と踊りと信じられないアクションが
てんこ盛り。180分ノンストップで一気に走り抜けます。リズミカルな音楽とアクションであっと
いう間でした。
ハリウッドと違いスタントマンと俳優の顔をすげ替えたり、アクションを全部CGアニメで処理す
る事もない。それが分かる映画の作り方。いやー、お見事。

2023/04/18

2023/04/17

tokyo_3731


tokyo_3731

東田端, X-Pro3, XF27mmRWR
----------------------------

「名探偵コナン 黒鉄の魚影」を観てきました。

ご存知青山剛昌原作コミックの劇場映画26作目。
黒の組織が灰原哀に迫る。コナンは灰原を守ることができるのか?
映画は全作観ていないけど、本作は文句なく一番面白かった。蘭姉ちゃんや阿笠博士も活躍するし、
最後の灰原とか緊迫したアクションシーンが最高だった。マジでお薦め。

しかし世界一と言われる海自の哨戒能力を全く無視した設定だなぁ。

2023/04/13

tokyo_3730


tokyo_3730

豪徳寺, X100V
----------------------------

「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 」をIMAXで観てきました。
「名探偵コナン…」が公開されると大きなスクリーンでは観られなくなりますから。

原作はハズブロが発売した、同名の世界最初のロールプレイングゲームです。
白人、黒人、ヒスパニックと人種バランスに気を使って入るものの、ストーリーは伏線をきっちり回収して進むし、映画自体は
真っ当なファンタジー・アドベンチャー。
予定調和的な展開だからこそ、変な悲壮感もない、娯楽映画としての楽しさに満ちあふれています。

「ほう、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ」と言いたくなる作品でした。

2023/04/12

2023/04/10

2023/03/27

tokyo_3726


tokyo_3726

善福寺川緑地, X100V, アクリルパネル越しに撮影。
----------------------------

2023/03/23

tokyo_3725


tokyo_3725

善福寺川沿い, X100V
----------------------------

少し前に「湯道」を観てきました。

茶道や華道、香道に並ぶ、日本人が愛する入浴についての”道”を極めることは”湯道”であると
脚本を書いた小山薫堂が提唱しているらしいです。
父の跡を継いで銭湯を営む弟と東京で行き詰まった設計士の兄が「実家の銭湯を続けるのか、
止めてマンションを建てるか」を軸に描くコメディ映画。
グランドホテル形式ばりに、湯道や風呂にまつわる様々なエピソードをラストにひとつに収束
させていく小山薫堂の脚本は見事。コメディらしいわかりやすさです。
そして局部を見せないようにするキャメラのアングルやパンの工夫も可笑しさを誘います。

そして何よりもエンドロールが凄い。手間と時間をメチャクチャかけて作っている。これは凄
いコストがかかっているはず。さすがフジテレビ…。

で、銭湯の前にあるラーメン屋が気になります。
ここに出入りするテンガロンハットの男性は”たんぽぽ”へのオマージュなのでしょうか。
山崎努にオファーして断られたとか?

2023/03/19

tokyo_3724


tokyo_3724

砧, X100V
----------------------------

「シン・仮面ライダー 」を観てきました。

PG12はまあ当然だけど、興行的にはきついかも。

この作品、実写特撮前2作以上に情報量が多い。
仮面ライダーはちゃんと履修していないので話を理解するのに精一杯だった。
どれも必要なエピソードばかりだと思うけど、ちょっと一本調子で中弛みを感じたことは否めない。

それでも本郷猛と一文字隼人が対決した結果の、本郷猛はいい。TVシリーズをリスペクトしていているから。
また本郷猛にハッキリと結末を付けさせたことも支持したい。
しかし本作でもiPhoneを多用して撮影しているので、カットごとで結構肌の質感が異なり違和感があった。

本作は庵野が自分の解釈と今の技術で70年代特撮の映画を改めて作った。前2作以上にそれが出ている。
そう思う。

2023/03/18

tokyo_3723


tokyo_3723

砧公園, X100V
----------------------------

「妖星ゴラス」をフィルム上映で観てきました。

まずは併映の「女探偵物語 女性SOS」。ウィキペディアにも記事がない作品。
主役の探偵は白川由美。間抜けな同僚探偵に佐原健二。他にも土屋嘉男、平田昭彦、若林映子など
界隈ではお馴染みの俳優さんが出ています。
探偵の白川由美が、成城のお嬢様が夢中になっている相手は偽名を騙るプレイボーイの土屋嘉男で
あることを突き止め、その本性を暴くコメディ。1958年製作、58分のモノクロ作品だけど東宝ス
コープ。セットもエキストラ使ってお金がかかってます。意外に面白い作品でした。

続いて「妖星ゴラス」。
何回もテレビでは観ているけど、大きなスクリーンで観るのはたぶん初めて。
南極のジェットパイプ基地製造現場や高潮に襲われる町並みのミニチュアワークに改めて驚きます。
スクリーンで体感する迫力は桁違い。
フィルムだって全く退色していないし、キレイ。本当に素晴らしい。さすが国立映画アーカイブ。

しかしラストの高潮が引いていく町並みのシーンは疑問だ。
水浸しの街を通るはずなのにどうやって東京タワーに行けたのだろうかw。

2023/03/14

tokyo_3721


tokyo_3721

永代橋, X100V
----------------------------

「 BLUE GIANT」を観てきました。

石塚真一原作コミックのアニメ映画化。もちろん未読。脚本は原作コミックの担当編集者が執筆。
上原ひろみが音楽とピアノを担当、馬場智章サックス、石若駿ドラムで先に音録りしてからアニメを
製作したとのこと。

仙台の高校を卒業して単身上京、世界一のプレイヤーになることを夢にメンバーを集め、ひたすら練
習し、ライブで演奏する。映画はこれを繰り返す。予定調和的なストーリーで分かりやすいだけに、
ライブシーンがいい。
モーションキャプチャーやCGで視点を移動させたりアニメも結構頑張っている。
(THE FIRST SLAM DUNKと比べちゃ可哀想)

でもこの作品の肝は「音」。「轟音シアター」や「Dolby Atmos」のスクリーンで観て欲しい作品。
本当にジャズ・ライブを堪能できたけど、聞きながらワン・ドリンク飲みたかった…。

2023/03/11

tokyo_3720


tokyo_3720

浅草橋, X100V
----------------------------

十年以上前に使っていたトラベラーズノート、パスポートサイズ。
本体に付いている2本のゴムで2冊のリフィルが収納してある。YouTubeでトラベラーズノートの
セットアップ動画を見ていたら付いているゴムは1本。ミドリから社名が変わった辺りで仕様変更
されたのかと思った。調べたら当初仕様から変わってなさそう。
どうやら自分で背表紙にゴムバンドを移動した時に、本体にゴム紐を一本取り付けた様だ。

やり方
・使うのは付属の予備ゴム紐
・上から2つ目の穴に内側から外にゴム紐を通す。端は縛って抜けないように玉を作る。
・一番上の穴に外から内側にゴム紐を通して、一番下の穴まで伸ばして外側に通す。
・下から二番目の穴に外側からゴム紐を通し、テンションを確認調整してゴムを縛って完成。

これで連結バンドやゴム紐を買わずにリフィルを増やしました。穴を大きくしたら三冊まではいけ
る様な気がします。(未確認)

2023/03/09

tokyo_3719


tokyo_3719

台東一丁目, X100V
----------------------------

「ベネデッタ」を観てきました。

16世紀から17世紀にかけてイタリアのペシアに実在した修道女が主人公。
彼女が受けたビジョンとスピリチュアルな経験(奇蹟)から修道女が修道院長まで上り詰めるが、
奇蹟にまつわる疑惑と同性愛に耽ったことからやがて審問を受けることになる…。

建前だけの修道院で主人公の本音も考えも見えない。「主人公の奇蹟が自演ぽいけど、もしか
したら本当に…」と思わせるポール・バーホーベン(ロボコップの監督)の演出で、グイグイと
映画を引っ張る。

観終わって気づいたのだが、この映画はR18+。同性愛の描写はあるけど、ロマンポルノ的な
「修道着を着たまま…」なんて演出は無かったし、バビロン(R15+)の方がよっぽどエログロ
だと思うけど…。

2023/03/04

tokyo_3717


tokyo_3717

場所, カメラ, レンズ
----------------------------

「ワース 命の値段」を観てきました。

実話をベースにした話。
911テロ犠牲者7000人への家族に補償金を算出、分配するために二年間という限られた時間で活動した弁護士チームの
活躍を描きます。

機械的な事務作業で処理しようとする主人公が、被害者や被害者家族に寄り添い始めてから補償金受け取りに同意者が
増え始める。当たり前の話だけど、最後にはほとんどの家族などが同意したというから凄い。
弁護士事務所のチームに自らの体験や家族の話をする人々が何人も出てくる。役者なのだろうが、ものすごく上手い。
まるで弁護士たちと一緒にインタビューしているような気分になるほどのリアリティ。俳優の層の厚さを感じる。

ヒーローの「二重家庭」も実話だとしたら、ちょっと辛すぎる…。

2023/03/03

tokyo_3716


tokyo_3716

大手町, X100V
----------------------------

エンパイア・オブ・ライトを観てきました。

「ブルース・ブラザーズ」「オール・ザット・ジャズ」がスクリーンにかかる時代(1980年代)。
イギリス南部にある海辺にある映画館・エンパイア劇場を舞台に、疲れた果てた中年女性の従業
員と大学進学の夢を諦めかけた黒人青年が出会って…。

映画館が徐々に目覚めていくオープニングがいい。映画好きには堪らないシーンだ。ポスターや
看板のタイトルを見るだけでワクワクしてしまう。
ストーリーが進むにつれ、今に通じる根深い問題で人々が苦しむ様が明らかになっていく。
そして主人公を演じるオリヴィア・コールマンが徐々に壊れていく様が凄い。この人、上手すぎ。

お薬はちゃんと飲みましょうね。

2023/02/26

tokyo_3714


tokyo_3714

場所, カメラ, レンズ
----------------------------

「アラビアンナイト 三千年の願い」 を観てきました。

イスタンブールを訪れた物語学(ナラトロジー)の学者が買った変形した瓶。
風呂上がりに瓶を洗ったら魔人<ジン>が現れ、三つの願いを言うように仕向ける。
ところが学者は、願いを言ってもハッピーエンドにはならない事を知っているし、特に叶えて欲しい望みなんて無いことに気づく。
三つの願いを叶えて自らが自由になることを望む魔人は、自分の物語を話し出す…。

大人のための寓話がとても面白いです。
主演のイドリス・エルバ、ティルダ・スウィントンの身長差は10cm位なのに、スクリーン上では、すごく身長差、体格差がある
ように違和感なく表現されていて驚きました。

2023/02/23

tokyo_3713


tokyo_3713

東浅草, X100V
----------------------------

「 バビロン Babylon」を観てきました。

「ラ・ラ・ランド」監督のデイミアン・チャゼルだけに音楽が印象的。作曲はずっとデイミアン・チャゼルと
コンビを組んでいるジャスティン・ハーウィッツ。
サイレント映画からトーキー映画に変わる時代の話。既にハリウッドの大スターと、業界に潜り込もうとする

男それにスターを夢見る女を描く。
初っ端の「象」のシーンで度肝を抜かれ、続くパーティーのエピソードは、スピーディーなキャメラアングル
とカット割りで映画の世界に一気に取り込まれてしまいます。
今年公開の作品ではかなり評価される作品だと思う。
ラストに主人公が訪れた映画館で上映されるのは「雨に唄えば」。本作と同時代の映画業界を舞台にしている
作品だった。

久しぶりにボカシが入った映画を見た気がする。

2023/02/17

tokyo_3711


tokyo_3711

池袋, X100V
----------------------------

本日、2/17公開の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」。
公開初日の初回上映を観にTOHOシネマズ日比谷に行きました。ここで一番大きなスクリーン1。
お気に入りの席に座って予告編を観ていると突然スクリーンが真っ黒。音は流れ続けます。

1、2分で回復して、本編が始まる直前の「映画泥棒」になる瞬間、またもスクリーンが真っ黒。
そのまま本編の音まで流れ始めます。ああ、marvelロゴが出たところだ。そのまま本編の効果音
が聞こえます。「早く音を切れよ」と思ったところで場内が明るくなり上映中断。

すぐに上映再開となりました。映画の導入が終わってこれからという時に3回目の真っ黒。場内も
明るくなって「プロジェクターを再起動させますので5分ほどお待ちください」。この段階で数人
が退場していきました。
数分後、少し戻した箇所から上映再開で無事完走。スクリーンを出る時に無料券を貰いました。

でも、そうじゃない。3ヶ月経てばDisney +で配信される作品を、公開初日の初回上映で大スク
リーンで初見して体感したいファンがいるんだ。
二回ブラックアウトしたところで、再起動させておけば防げた事故。判断が甘かった結果だ。
金があれば東宝の株を買って、株主総会で文句言ってやるのに…。悔しい…。

2023/02/16

tokyo_3710


tokyo_3710

滝野川, X100V
----------------------------

一瞬の隙を突かれて、今年もアレルギー反応が始まりました。
風向きは関係なく、風の強い日と雨の翌日は辛いです……。。

2023/02/12

tokyo_3709


tokyo_3709

滝野川, X100V
----------------------------

「黒い十人の女」を観てきました。

都内の35mmフィルム上映で鑑賞しました。
市川崑が「自由に撮っていい」と言われて1961年に製作した一本。サスペンスなのか、ブラックコメディなのか、
はたまた不条理映画なのか、不思議な映画です。
モノクロワイド画面。主だった出演者がアップやバストサイズで陰影を強調したライティングで次々と映し出され
る印象的なタイトルバック。
本編も印象的なアングルとライティング、それに細かいカット割りの積み重ねで映画が進みます。音楽も印象的で
スタイリッシュな映画に思えます。ストーリーは浮気グセのあるTV局プロデューサーと本妻、そして9人の愛人
たちの愛憎物語。
山本富士子、岸恵子、それに中村玉緒。皆、上手い。役にあった台詞回しをきっちりとやる。そんな女優さんを観
ていると映画に引き込まれるてしまいます。岸恵子のクールさがかっこいい。
救いがたいだらしない男を演じる船越英二。のちの「時間ですよ」の原点がここにあるような気がします。

伊丹十三が伊丹一三名義で、またクレイジーキャッツがワンカット出演していました。

2023/02/11

tokyo_3708


tokyo_3708

滝野川, X100V
----------------------------

ネットで見つけた言葉。

自分で自分の機嫌を取る。


凄く大事なことだけど、私の場合は「ちょっと機嫌のとりすぎ」かな。

2023/02/10

tokyo_3707


tokyo_3707

飛鳥山公園, X100V
----------------------------

「仕掛人・藤枝梅安(一)」を観てきました。

原作者である池波正太郎生誕150年を記念した東映京都撮影所が製作した時代劇です。
原作一話目の「おんなごろし」と五話目の「梅安晦日蕎麦」を中心に上手く組み上げて構成されています。

陰影を強調するキャメラは「これ、これが仕掛け人だよ」と感じさせてくれる感じ。遠景はCGを上手く使って処理して
いるし、梅安を演じる豊川悦司も中々に良い感じだ。愛之助は上手いけど彦次郎にしては品がありすぎる気がする。
天海祐希は卑しさ満点。早乙女太一の殺陣も腰が入ってスピードがあって良い。
和尚を演じたのが若林豪だったらしい。全く分からず。

4月にも次作(二)が公開されるとのことで、テレビのスペシャル時代劇感は否めないが、監督もCXのディレクター
らしいし、今作れる時代劇としては、十分良作でしょう。

2023/02/08

tokyo_3706


tokyo_3706

神田, X100V
----------------------------

雑記帳としてコクヨの測量野帳(スケッチブック)をもう11年使っています。

昨年暮れ、個人の作家さんが作った「皮革製の野帳カバー」をサイトを通じて購入しました。
革にゴム紐を通して野帳を留めるタイプです。ブックカバータイプと違って色々と貼り込んで太った
野帳も使えます。(二冊まで収容可)

カバーの外見は一見「トラベラーズノート」に見えます。
しかもでかすぎるレギュラーと書くには足りないパスポートの中間という理想的なサイズです。
カバーを留めるゴムも背表紙から出ているので筆記の邪魔になりません。
私はこのカバーに野帳一冊とトラベラーズノートパスポートサイズのレフィルを二種類(ジッパー
ケースとクラフトファイル)を付けて使っています。ジッパーケースのプラパーツも取り去って薄くし
ました。今度はチャームでも付けようかなw

理想的な雑記システム。今は使うのが楽しくて仕方ありません。手書きの量が随分と増えました。
問題はすっかり漢字が書けなくなったこと。あやふやで正確に書けない。
これは本当に情けないです。漢字を調べながら雑記の手書きを続けるしかありません。

2023/02/06

tokyo_3705


tokyo_3705

中野区本町, X100V
----------------------------

「夜明けまでバス停で」を観てきました。

実際に起きた幡ヶ谷バス停殺人事件をモチーフにした映画。
ホームレスのひとりを演じた根岸季衣が超絶上手い。セリフもハッキリしていて流石だと思う。最近はベテラン俳優が出ても
「高齢者を演じている」のではなく、「高齢者が一生懸命セリフを読んでる」ケースも多い。息が続かないのだから、カット
を割ってやれよと思うこともしばしばだが、本作の根岸は違う。流石だ。
しかしストーリーのキーアイテム「腹腹時計」が分かるのって、どう考えても60歳以上だろう。映画として良いのかそれで…。
監督の高橋伴明が京都芸大の学科長を務めている関係で、同大絡みのスタッフやキャストが出ている気がする。

初めて行った下高井戸シネマ。シニア割の映画ファンで混雑していたが、笑えるシーンで笑いが起きる。当然の反応で良いなぁ。

2023/02/05

tokyo_3704


tokyo_3704

中野区本町, X100V
----------------------------

写真展を観てきました。

最終日に駆け込んだのはJCIIフォトサロンで開催していた桑原甲子雄、濱谷浩作品展「東京 1930年代」。
近所同士で年齢も近い二人の写真家が撮った「昭和初期の東京」のプリントが並びます。

桑原の作品は手持ちの写真集にも収められいた見覚えのあるものでしたが、やはりプリントは違います。
有名な2.26事件の隠し撮りも、ピントが甘い事もなくとてもクリアなものでした。
濱谷の作品は初見でしたが、当時の風俗を記録する民俗学的とも考現学的とも呼べるような雰囲気のカッ
トも多く、桑原より2,3歩、近寄った様なフレーミングで、二人の写真家の違いを実感しました。

写真集から引用しているキャプション「酸漿売り」が読めない。銀座で何を売り歩いている人の写真か
皆目分からず。調べたら「ほおずき」。
「鬼灯」以外にも漢字もあったのか。絶対に読めないし書けない…。

2023/02/04

tokyo_3703


tokyo_3703

赤羽, X100V
----------------------------

部屋の掃除をしたら、10本の万年筆を発掘した。

私は筆圧が弱く、一時期職場で万年筆を使ってメモを取っていた。
その頃買い漁っていたLAMY Safariや旅行の機内販売で買ったMontblanc等が出てきたのだ。
恐らくもう10年以上は使っていない。

ペン先をぬるま湯に漬けて乾いてこびり付いたインクを洗浄し乾燥させる。組み上げて並べた万年筆を手に取る。
意味もなくキャップを外して付けたり、感触を楽しむ。
こうしていると万年筆を使いたくなる。
いま、一番使う測量野帳はインクがウラ抜けするから、机に置きっぱなしのノートの走り書きぐらいしか使い
みちがない。
でもパイロットが多色のボトルインクを発売し評判が良いのは知っている。

ああ、インク、買っちゃおうかなぁ…。

2023/02/03

tokyo_3702


tokyo_3702

板橋, X100V
----------------------------

「遊撃 映画監督中島貞夫」を観てきました。

東映を支えた映画監督中島貞夫が「京都の時代劇を守りたい、次の世代に繋げたい」の思いから吉本興業に
出資させて20年ぶりにメガホンを取ったチャンバラ映画「多十郎殉愛記」。その製作過程に密着したドキュ
メンタリー映画です。

ロケハンで京都の変貌ぶりに戸惑う姿や製作費を抑えるために日数を2日短縮を迫るプロデューサー。
「東映剣会」の指導でエキストラ出演するよしもとの若手芸人に混じって殺陣を猛特訓する高良健吾を見つ
める中島。そして多部未華子に表情だけでなく手の芝居を指導する姿をじっくりと捉える。
剣戟のシーンは「もっと絶叫して!」「入り乱れるのだから斜めにも動いて!」とダメ出しする姿は83歳
には見えない。そうか「レジェント&…」の本能寺の変で何故か物足りなかったのはこの斜めの動きか…。
大阪芸術大学で教鞭もとった中島の現役監督姿を見に来る教え子たちが微笑ましい。
映画好きには堪らないドキュメンタリー映画でした。

興行的には惨敗した「多十郎殉愛記」。丸の内TOEIの看板は見た記憶があるけど未見。監督が中島貞夫と
知っていたら…。アマプラでレンタルできるようなので観てみたい。

2023/02/02

tokyo_3701


tokyo_3701

九段, X-Pro3, XF35mmF1.4
----------------------------

写真展をふたつ、観てきました。

ひとつめは、渡部さとる写真展「da.da jin monochrome」。
2022年に松本広域連合(松本市、安曇野市等8市村の集まり)が作者に依頼して「da.da」というカラーの
写真集を作りました。今回の展示は和紙にモノクロで出力したプリントが展示されていました。
写真集と同じカットや違うカットが並びます。
サイネージにも表示されている炎を撮った不思議なカットは、展示のプリントでは全く異なって見えます。
ほかには、体育館、それに馬小屋の馬のプリントがグラデーションが美しくとても印象に残りました。 
和紙の特性なのでしょうか。プリントとの距離を少し変えるだけで見え方が全く変わります。
これはちょっと初めての経験でした。

ふたつめは、中山優瞳写真展「海の向こうに」。
日大芸術学部に通う作者が撮ったのは、痴呆が進む祖母。ヤングケアラーとして作者自身が祖母の面倒を
みているそうです。
穏やかで優しい顔、怒りを含んだ顔、そして何の感情も読み取れない無表情な顔。海の見える素敵な家の
風景を挟んで祖母の写真が並びます。
写真には過酷さや悲惨さは一切ありません。淡々と冷静に撮ってセレクトしたのだろうと感じられます。
食事の後であろう、床に落ちたひと切れの赤いトマト。 そして最後に展示されていた、少年野球の選手
たちと祖母の写真が心に残りました。

2023/02/01

tokyo_3700


tokyo_3700

板橋, X100V
----------------------------

「レジェント&バタフライ」を観てきました。

東映設立70周年記念の時代劇超大作です。

映画は信長の元に濃姫が嫁ぐところから始まります。適度な方言が交じる信長と濃姫がいい。
山鳥のエピソードや桶狭間の戦いの描き方も工夫が見られます。
信長と濃姫の半生を二時間半強で描くのだから「大河ドラマの総集編」っぽくなるのもやむ無し。
京に上ってからの門前市のシーンは本当に潤沢な人数のエキストラで、さすが東映70周年作品
と思いました。

ところがこの映画に大規模な合戦シーンはありません。今、戦国時代を描く邦画の限界なのか…。
戦闘シーンは、謎の貧民集落、比叡山焼き討ちそれに本能寺の変のみ。「ため」が無いスピーディな殺陣。
切られた人の倒れ方、トンボの切り方は東映という感じ。
謀反を起こす明智光秀の動機は面白い解釈です。また斎藤工の特殊メイクはすごい。誰か分からなかった。
本能寺の変の木村拓哉はお見事。また要所で見せる綾瀬はるかの殺陣は驚き。流石、バルサだ。
ラストシーンから暗転して、そのまま背景音が流れながらのエンドロール。とても印象的な終わり方でした。

2023/01/31

tokyo_3699


tokyo_3699

渋谷, X-Pro3, XF35mmF1.4
----------------------------

「金の国 水の国」を観てきました。
対立する国同士の91番目の姫君と失業中の土木技師がひょんな事から”親善の国際結婚
した夫婦のフリ”をすることになり、二人の行動が大きなうねりとなって劇的な結果を
招くことになる…。

ヒロインがぽっちゃりタイプで、愛嬌はあるけど美人じゃないところがポイント。
エバン・コールの音楽も壮大で随分と映像を助けている。
中東風衣装デザインと美術設定だが、ワインを飲んだりする。大丈夫か。

あと5分、いや3分短くしたらテンポが劇的に変わって、もっともっと面白くなった気がする。

2023/01/30

tokyo_3698


tokyo_3698

神宮前, X-Pro3, XF35mmF1.4
----------------------------

18年間使った冷蔵庫が突然壊れました。
デザートに食べようとしたアイスクリームの異変で気づきました。
翌朝、カミさんは家電量販店に出向き配達の早い冷蔵庫の中から物色、購入を決めました。
冷凍食品をビニールに包みダンボールに入れて北側のベランダに置きます。
冷凍茶碗蒸しのパックを保冷剤代わりにして、外で冷蔵解凍状態です。
なんとか明日午前中の冷蔵庫配達まで保ってほしい。食材の溶け具合から今夜はカニすきになり、
明日はハンバークとカレーになりそうです。

2023/01/29

tokyo_3697


tokyo_3697

池袋, X100V
----------------------------

この場所、意外にも映画やドラマのロケ地です。
最近では「そして僕は途方に暮れる」で、主人公が自転車で爆走していました。

2023/01/28

tokyo_3696


tokyo_3696

池袋一丁目, X100V
----------------------------

思い出しました。「トラベラーズノート」の一番の不満点は、手帳を閉じるゴムバンドを表4に穴を開けて通している
ところでした。大きなゴムの結び目で書きづらくて仕方なかったのです。本棚の奥から当時使っていたパスポートサイ
ズを確認したら、背の位置にキリで穴を開けてゴムバンドを移設していました。余程イヤだったのでしょう。
半年で使わなくなったのですから、私には「トラベラーズノート」は全く使いこなせなかったという事です。

2023/01/27

tokyo_3695


tokyo_3695

池袋本町, X100V
----------------------------

YouTubeを検索して気づいたのですが「トラベラーズノート」という手帳、根強い人気があってまだ続いていたのですね。
大昔にパスポートサイズをプライベート用に使っていましたが半年ぐらいで使うのを止めています。スケジュールはかなり
前からGoogleを使っていましたし、iPhone3Gも発売されて、雑記帳として使うにも予想以上に書き込める情報量が少なく
不満だったからです。
その後はMOLESKINEを使ったり紆余曲折ありましたが、コクヨの「野帳(スケッチブック)」を使うようになって11年目に
突入しました。野帳に勝る雑記帳は無いと思っています。

2023/01/26

tokyo_3694


tokyo_3694

板橋, X100V
----------------------------

先週、1955年公開の「獣人雪男」という映画を観ました。
世の中には、何らかの事情でソフト化されず、配信にもかからない映画があり、この作品もその一本です。
こころが十数年前から「映画館での上映は可能」になり、都内の小さな映画館でレイトショーで初めて鑑賞で
きました。50席に満たない館内は映画ファンで満員。本格的な雪山や雪渓のロケや大掛かりな屋外セットなど
大作です。スクリーンプロセスや効果的なミニチュアワーク、合成処理など凝ったもので、後の「美女と液体
人間」や「フランケンシュタイン対地底怪獣」などの源流となる作品でした。
いや本当に面白い。大人の事情を勘繰って封印するのは勿体無い作品です。
本作をフィルム上映で観られて、本当に良かった。

2023/01/25

tokyo_3693


tokyo_3693

池袋本町, X100V
----------------------------

東京も寒すぎます。雪は降ってないけど、ペギラが来た?

2023/01/24

tokyo_3692


tokyo_3692

池袋, X100V
----------------------------

神田明神に参拝したので、節分用の福豆を買い求めました。2,000円也。
ここ数年は確か1,500円だったと思います。
500円分、余計に邪気を追い払えますように。

2023/01/23

tokyo_3691


tokyo_3691

千住大川町, X100V
----------------------------

「グッドバイ、バッドマガジンズ」を観てきました。
昨年秋に短期間だけ公開され見逃していた自主制作映画。評判を呼びこの度全国公開になり、観ることができたました。
コンビニに置かれていた成人向け雑誌は東京オリンピックを前に販売できなくなっていた。
そんな逆風吹き荒ぶエロ雑誌編集部に新卒女性社員が採用されてからの二年間を描く、お仕事ムービー。
真顔で「エロってなんだろ」とつぶやきながら仕事にもがき苦しむ新入社員が、二年後には15文字のキャッチを怒涛の
ごとく書き殴れるエロ雑誌編集者に成長する。自然な演技ができる役者が多く面白く観られました。良作です。