場所, カメラ, レンズ
----------------------------
「ワース 命の値段」を観てきました。 実話をベースにした話。 911テロ犠牲者7000人への家族に補償金を算出、分配するために二年間という限られた時間で活動した弁護士チームの 活躍を描きます。 機械的な事務作業で処理しようとする主人公が、被害者や被害者家族に寄り添い始めてから補償金受け取りに同意者が 増え始める。当たり前の話だけど、最後にはほとんどの家族などが同意したというから凄い。 弁護士事務所のチームに自らの体験や家族の話をする人々が何人も出てくる。役者なのだろうが、ものすごく上手い。 まるで弁護士たちと一緒にインタビューしているような気分になるほどのリアリティ。俳優の層の厚さを感じる。 ヒーローの「二重家庭」も実話だとしたら、ちょっと辛すぎる…。