西新井,X-Pro3,XF23mmF1.4
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「とんび」を観てきました。
重松清原作小説の映画化で既に二回TVドラマ化されたようですが、原作は読んでおらずドラマも見ていません。
この作品も最近流行りの「描く時代が行き来する」構成になっていますが、分かりやすい脚本に芸達者な俳優陣が
出ているので、混乱することはありません。美術も立派でSFXも違和感なくできていました。
淡々と撮る監督のようで、もう少し緩急があれば作品の印象が変わるのにと思ってしまいました。
しかし特殊メイクは酷い。坊主頭にもビックリしたが、「令和元年」の老けメイクは不自然だし、スナップ写真の
出来含め興ざめでした。あれでは役者さんが可哀想。令和のところは全カットでも映画は成立するでしょうに…。