砧公園, X100V
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「妖星ゴラス」をフィルム上映で観てきました。 まずは併映の「女探偵物語 女性SOS」。ウィキペディアにも記事がない作品。 主役の探偵は白川由美。間抜けな同僚探偵に佐原健二。他にも土屋嘉男、平田昭彦、若林映子など 界隈ではお馴染みの俳優さんが出ています。 探偵の白川由美が、成城のお嬢様が夢中になっている相手は偽名を騙るプレイボーイの土屋嘉男で あることを突き止め、その本性を暴くコメディ。1958年製作、58分のモノクロ作品だけど東宝ス コープ。セットもエキストラ使ってお金がかかってます。意外に面白い作品でした。 続いて「妖星ゴラス」。 何回もテレビでは観ているけど、大きなスクリーンで観るのはたぶん初めて。 南極のジェットパイプ基地製造現場や高潮に襲われる町並みのミニチュアワークに改めて驚きます。 スクリーンで体感する迫力は桁違い。 フィルムだって全く退色していないし、キレイ。本当に素晴らしい。さすが国立映画アーカイブ。 しかしラストの高潮が引いていく町並みのシーンは疑問だ。 水浸しの街を通るはずなのにどうやって東京タワーに行けたのだろうかw。