善福寺川沿い, X100V
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少し前に「湯道」を観てきました。 茶道や華道、香道に並ぶ、日本人が愛する入浴についての”道”を極めることは”湯道”であると 脚本を書いた小山薫堂が提唱しているらしいです。 父の跡を継いで銭湯を営む弟と東京で行き詰まった設計士の兄が「実家の銭湯を続けるのか、 止めてマンションを建てるか」を軸に描くコメディ映画。 グランドホテル形式ばりに、湯道や風呂にまつわる様々なエピソードをラストにひとつに収束 させていく小山薫堂の脚本は見事。コメディらしいわかりやすさです。 そして局部を見せないようにするキャメラのアングルやパンの工夫も可笑しさを誘います。 そして何よりもエンドロールが凄い。手間と時間をメチャクチャかけて作っている。これは凄 いコストがかかっているはず。さすがフジテレビ…。 で、銭湯の前にあるラーメン屋が気になります。 ここに出入りするテンガロンハットの男性は”たんぽぽ”へのオマージュなのでしょうか。 山崎努にオファーして断られたとか?