四谷三丁目, X-Pro3, XF27mm/F2.0
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「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」を観てきました。
テリー・ギリアムが何回も映画化を目指し製作を始めても中断に追い込まれた企画で、数々のトラブルと法的問題をクリアしてやっと完成した作品らしい。
(オーソン・ウェルズもドン・キホーテの映画化は未完のままでした。どうもドン・キホーテはやっちゃいけない企画と言われているようです…)
2018年のカンヌで上映されたものの、アメリカ公開が2019年3月で、やっと日本で公開されたました。
主役も何度も変わって、テリー・ギリアム作品常連のジョナサン・プライスとアダム・ドライバーが怪演しています。
映画の舞台は現代のスペインですが、ストーリーの骨格はミゲル・デ・セルバンテス「ドン・キホーテ」に準じているみたい。
テリー・ギリアムなので夢うつつな感じにも思え、それは別に良いのだけれど、この映画の面白さは分からなかったです。
もちろん個々に面白いシーンや印象深いシーンはたくさんあるのだけれど、原作を読んでいないせいかなぁ?