台東一丁目, X100V
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「ベネデッタ」を観てきました。 16世紀から17世紀にかけてイタリアのペシアに実在した修道女が主人公。 彼女が受けたビジョンとスピリチュアルな経験(奇蹟)から修道女が修道院長まで上り詰めるが、 奇蹟にまつわる疑惑と同性愛に耽ったことからやがて審問を受けることになる…。 建前だけの修道院で主人公の本音も考えも見えない。「主人公の奇蹟が自演ぽいけど、もしか したら本当に…」と思わせるポール・バーホーベン(ロボコップの監督)の演出で、グイグイと 映画を引っ張る。 観終わって気づいたのだが、この映画はR18+。同性愛の描写はあるけど、ロマンポルノ的な 「修道着を着たまま…」なんて演出は無かったし、バビロン(R15+)の方がよっぽどエログロ だと思うけど…。