中野区本町, X100V
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写真展を観てきました。 最終日に駆け込んだのはJCIIフォトサロンで開催していた桑原甲子雄、濱谷浩作品展「東京 1930年代」。 近所同士で年齢も近い二人の写真家が撮った「昭和初期の東京」のプリントが並びます。 桑原の作品は手持ちの写真集にも収められいた見覚えのあるものでしたが、やはりプリントは違います。 有名な2.26事件の隠し撮りも、ピントが甘い事もなくとてもクリアなものでした。 濱谷の作品は初見でしたが、当時の風俗を記録する民俗学的とも考現学的とも呼べるような雰囲気のカッ トも多く、桑原より2,3歩、近寄った様なフレーミングで、二人の写真家の違いを実感しました。 写真集から引用しているキャプション「酸漿売り」が読めない。銀座で何を売り歩いている人の写真か 皆目分からず。調べたら「ほおずき」。 「鬼灯」以外にも漢字もあったのか。絶対に読めないし書けない…。