2014/04/06

tokyo_1754



tokyo_1754


神田, E-M1, 25mm/F1.8, デジタルズーム
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土曜日のさんぽは本橋成一写真展「上野駅の幕間」。1983年頃の上野駅構内のスナップ。
タイムスリップして目の前に「あの頃の上の駅構内」が広がっている。すごく昭和している感じでとてもすてきな写真展だった。

その後は本橋成一・小栗康平特別対談「写真・映画」を聴く。予想に反して小栗監督のトークが上手く、またとても勉強になった。
本橋さんの写真を「フレームのルーズさが良い」といい、人物と周囲のモノの関係性を写し出していると評価した。
ガチガチのフレーミングでは人物と周囲の関係性を十分に表現することができないし、余裕があるから感じられるものがあるという。
また写真は静止しているから、見る人は細部まで観察してしまう。そこから様々な発見が生まれるとも言っていた。
確かに大連絡橋の群衆写真を見れば、監督の言われることが十分納得できる。