2014/08/27

tokyo_1874


tokyo_1874

銀座, iPhone5s
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キヤノンギャラリーで開催中の横木安良夫写真展 GRANCE OF LENS 2014 ~生きている時間~ を観てきました。
「世界の街道をゆく」制作の合間に撮影された、壁面一杯に展示された微笑む顔、顔、顔。すごい枚数の作品がサービスサイズにプリントされています。
不思議なのですが、壁に近づいたり離れて観た時に作品から受ける印象の違いに気付きました。
近くでプリントを観てスルーしても、少し離れてみるとその作品が何かを訴えかけてくる。何故か眼に飛び込んでくる感じがするのです。
被写体の個性が強い作品ほど、そんな傾向がある様に思えました。

展示の中で印象に残ったのは、人が写っていない、ショーウィンドウに飾られたドレスのプリントでした。
手前の落ち葉やちょっと草臥れたショーウインドウがまるで作り物の様で、リアルな筈なのリアルに見えない不思議な感じの作品でした。

とにかくサイズ、そして量に圧倒された写真展でした。世界の大半は笑顔で出来ている、そしてその笑顔を引き出す横木さんは凄いと思いました。