上野, OM-3Ti, 40mm/F2.0, ACROS100
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予告編に惹かれて、「愛と銃弾」を観てきました。
ナポリを牛耳るマフィアファミリーの内紛劇を描く、予想の斜め上を行くイタリアのエンタテインメント作品です。
この映画では、登場人物の心情はすべて「歌」で表現します。そしてどんなシリアスな場面でもこの ”お約束” は貫かれるのです。
原曲を知っているのはフラッシュダンスの”What a Feeling”だけでしたが、使われる楽曲を替え歌にしている様な気がします。
編曲のせいかもしれませんが、”昭和歌謡”の様な感じに聞こえてしまうのです。中年俳優があまり変化しない音程の中で歌うから、どうしてもムード歌謡っぽく聞こえます。
ストーリー自体はVシネマっぽいけど、イタリアの映画館はさぞ盛り上がったのだろうなぁ。