用賀, E-M1, M.25mm/F1.8
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東京国立博物館「鳥獣戯画展」、有名な甲巻も素晴らしかったのですが、心に残ったのは人が描かれた丙巻、丁巻でした。
ものすごいスピードで人々の様子をユーモラスに描いていますが、絵師の画力があるので破綻していません。
首相撲や印地打ち(石を投げ合う行事)も描かれ、当時の人々の様子も伺い知ることができます。
基本的な題材は各巻共通しているようですが、鳥獣に託した甲巻があったからこそ、他の巻も現代に伝わったのかもしれません。